追手神社は、845(承和12)年の創建と伝えられる古社である。広々とした境内のど真ん中、社殿の正面には、「千年モミ」の異名をもつモミの巨木が堂々と聳え立っている。1991年に行われた環境省の調査によって、モミとしては日本一の巨樹であると認定され、国指定の天然記念物にも指定された。頂上部は落雷により折損したそうだが、樹高34m、幹周7.8mの威容を誇っている。近年、人里近くのモミが激減しているなかでは非常に貴重な存在といえるだろう。
指定:国指定天然記念物
所在地:兵庫県篠山市大山宮302 追手神社境内
樹種:モミ
樹齢:推定1,000年
樹高:34m
幹周:7.8m
撮影:2013年
所在地:兵庫県篠山市大山宮302 追手神社境内
樹種:モミ
樹齢:推定1,000年
樹高:34m
幹周:7.8m
撮影:2013年