現象|ワックスがけ後のフローリングの艶ムラ
ワックスをかけた後のフローリング表面に、艶ムラが出来てしまったことはありませんか?毎日過ごすフローリングにムラが出来てしまうと、気になりますよね。このムラは直すことができるのでしょうか?また、このようなムラはなぜ出来るのでしょうか?
今回は、「フローリングの艶ムラ」の原因と直し方、さらに予防方法をご紹介します。
原因
今回の場合、原因はワックスがけ前のフローリングに汚れや異物が付着していたことです。
ワックスがムラになる原因には、
✔フローリング表面への異物付着
✔厚塗り
✔ワックスの部分的な剥がれ etc…
が考えられます。
ワックスがけが1回目の場合はフローリング表面に付いた汚れ、2回目以降は、初回のワックスが部分的に取れてきている事や、初回ワックス上に付いた汚れが原因になる場合が多いです。
予防法
✔フローリング表面の油汚れ等を床用クリーナー(※)で綺麗に掃除する
✔前回のワックスを剥がしてから塗る
等を行うことで、ワックスを綺麗に塗ることができます。
前回のワックスを剥がした後は、まず掃除機等で落ちているホコリや髪の毛、砂つぶ等を取り除きます。その後、フローリング表面の黒ずみ汚れやベタつき、油分を床用クリーナーを使って拭き取りましょう。フローリングが綺麗になったら、表面がしっかり乾いたことを確認してからワックスがけを行ってください。
ワックスがけは、何度も往復して塗り重ねるのではなく、フローリングの木目方向に少ない回数で均一に塗るのがコツです。
※床用クリーナーの例※ 各商品の“使用上の注意”をよく読んでお使いください。
リンレイ オール床クリーナー |
▼水で30倍に薄め、雑巾に含ませてから軽く(薄く広く) 拭き取ってください。また後に洗剤成分が残らないように、水に濡らしてよくしぼった雑巾で拭き取ってください。 【注】
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花王 マイペット |
▼水で200倍に薄め、雑巾に含ませてから軽く(薄く広く)拭き取ってください。また後に洗剤成分が残らないように、水に濡らしてよくしぼった雑巾で拭き取ってください。
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直し方
ご自分でワックスを剥がし(※ワックス剥離剤使用)、再度ワックスがけを行うことで艶ムラは解消できます。
今回は、ムラになった箇所のワックスを部分的に剥がし、再度ワックスがけを行いました。ワックスは、定期的に剥離して塗り直すことで表面を綺麗な状態に保てます。
※ワックス剥離剤の例※ 各商品の“使用上の注意”をよく読んでお使いください。
リンレイ オール床クリーナー |
ワックスを剥がす際は、原液で使用します。必ずゴムまたはビニール手袋を着用してください。 ▼床1㎡に対して原液50mlを、タワシ等で床に均一に塗り広げ、1~2分放置した後、タワシでこすり落としてください。また、 洗剤成分が残らないようきれいに水洗いした雑巾で3回以上拭き取ってください。
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リンレイ ワックスはがし上手 |
必ずゴムまたはビニール手袋を着用してください。 ▼床1㎡に対して原液50mlをたらし、付属のスポンジで塗り広げ1~2分放置した後、スポンジでこすり落としてください。また、洗剤成分が残らないようきれいに水洗いした雑巾で3回以上拭き取ってください。
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フローリングのワックスがけは、しっかりと下準備をしてから行うことで綺麗な状態を保つことができます。
ご紹介した方法を参考に、ぜひお家のフローリングをお手入れしてみてくださいね。