熱源が組み込まれています。取り扱い要注意。
床暖房用フロアは、床板の中、あるいは床板の下地板に温水パイプが通ったり電気発熱体が組み込まれています。そのため以下の取り扱いにご注意ください。
温水パイプが破損し水漏れや、電気がショートして火災が発生するおそれがあります。
熱でスプレー缶内の圧力が上がり、破裂する恐れがあります。
直接上にのせて衣類の乾燥等、暖房以外の目的で使用しないでください。
熱がこもって床面が傷み、ひび割れなどの原因になります。
床暖房中、床面に長時間接していますと低温やけどが発生するおそれがあります。
次のことは構造上、避けられません。ご了承ください。
木には空気中の湿度が高いと湿気を吸収して伸び、乾燥してくると湿気をはき出して縮む性質があります。床暖房使用時にはフロアが乾燥して縮むため、フロアの継ぎ目部分で若干のすき間があいてくることがあります。これは生き物である木材を使用している以上やむを得ない現象であり、床暖房を使用しなくなると徐々にフロアが伸びてすき間が小さくなります。逆にフロアが伸びて継ぎ目部分が突き上がることもあります。
床暖房を設置した部屋を歩いたときに、歩行感が若干異なると感じることがあります。これは床暖房システムの構造上起こりうる現象でやむを得ないことです。故障や破損などではなく実使用上は特に問題はありません。