Live Natural for Dog

COLUMN #74

シニア犬の健康診断。何歳からシニア犬?シニア犬フードはいつから始める?

動物医療技術師 石川 美代子

シニア犬の健康を守るためには、年齢に合わせたケアが重要です。しかし、実際に何歳からシニア犬になるのか、シニア期にはどのようなトラブルが起こりやすいのかなど、具体的に知らなければどう対応すべきか悩んでしまうのではないでしょうか。

この記事では、犬のライフステージや健康診断の重要性、シニア犬のフードの選び方を紹介します。愛犬がいつまでも元気に過ごせるように、必要なポイントをしっかり押さえておきましょう。

シニア犬って何歳から?体のサイズによって異なるライフステージ

シニア犬

シニア犬と呼ばれる年齢は、犬の体の大きさによって異なります。一般的に、小型犬の場合は8歳頃からシニア犬として扱われるようになり、中型犬はもう少し早い7歳頃から、大型犬ではさらに手前の5歳頃からシニア期に入るといわれています。

なお、人間と同じように、犬も年齢を重ねると見た目や行動に変化が現れます。たとえば、毛の質や色が変わる、目が白く濁るなどの変化は、加齢に伴う自然な現象です。また、眠る時間が長くなったり、若い頃に比べて動きが鈍くなったと感じることもあるでしょう。個体差はありますが、一般的にシニア期は健康リスクが高まるため、上記の年齢を参考にしつつ、早めにライフステージに合わせたケアを始めることが大切です。

■シニア期の変化については、以下の記事でも解説しています。
老犬ホームってどんなところ?保護犬や老犬を悩ます、犬の運動不足

シニア犬の主な健康トラブルと健康診断の重要性

高齢のラブラドール

シニア犬になると、体のあちこちにさまざまな変化が起こり、健康トラブルが増えてきます。たとえば、足が痛んだり運動後に疲れやすくなったりするのは、筋力の低下やホルモンの減少、高齢犬に多い関節炎などが原因です。

また、高齢になると口腔内の環境が悪化し、歯周病や口臭、歯のぐらつきなどが気になってくるでしょう。歯周病菌が血管に入り、全身に広がると内臓に悪影響を及ぼすため、決して放置してはいけません。愛犬の健康寿命を延ばすためにも、デンタルケアは若い頃から継続的に行うことが大切です。

なお、犬の病気を早期発見するには、定期的な健康診断がとても重要です。動物は言葉を話せないため、各種検査や触診を通して病気のサインを見つける必要があります。愛犬がシニアライフをより長く快適に過ごせるよう、年に1~2回はかかりつけの動物病院で定期健診を受けてください。

犬との暮らしで注意したい家庭内の危険については、以下の資料をご覧ください。

■ペットの健康寿命を延ばすポイントは、以下の記事でも解説しています。
犬の寿命を考える!犬種と寿命の関係は?ペットの健康寿命を延ばすポイントとは

シニア用フードに変える必要は?シニア犬に与えるドッグフードの選び方

ドッグフードを食べる犬

シニア期には食事内容にも十分気を配ることが重要です。シニア期のフードに求められる要素は複数ありますが、一般的に関節に良い成分や消化しやすい成分が含まれているフード、低カロリーで肥満を防げるように工夫されているフードは、シニア犬の食事に適しているといえます。

なお、近年は獣医療の進歩や飼育環境の改善により、犬の寿命が年々延びています。そのため、シニア期に入ったからといって必ずしもシニア用のフードに切り替える必要はありません。かかりつけの動物病院で相談したうえで、愛犬の好みや成分などを考慮して選ぶとよいでしょう。

フードを切り替える際、急に新しいものにすると体に負担がかかり、下痢や嘔吐、食欲不振といったトラブルが起こりやすくなります。また、シニア期は若い頃よりこだわりが強くなるケースが多く、突然フードが変わると大きなストレスを感じる犬も少なくありません。これまでのフードと新しいフードの比率を徐々に変え、1週間から10日ほどじっくり時間をかけて調整するよう心がけましょう。

■シニア期の健康管理については、以下の記事でも紹介しています。
跳ね回るトイプードル!やがては老犬になる「元気な小型犬」の健康管理

犬がいつからシニア期に入るかは、体の大きさなどによって違ってきます。また、私たち人間と同じく犬も年齢とともに病気のリスクが高まるため、日頃から体調に十分注意をはらう必要があります。愛犬の不調をいち早く捉えるため、年に1~2回は動物病院で健康診断を受け、病気の早期発見・早期治療に努めましょう。

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石川 美代子

犬の管理栄養士、動物ケアスタッフ、動物医療技術師、犬の美容師(トリマー)。卒業後は動物看護師として動物病院に勤務し看護業務に従事。現在はwebライターとして主にペット関連記事の執筆、ペット用品・記事の監修などを行う。

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