Live Natural for Dog

COLUMN #44

人気No.1トイプードルはどんな犬?種類や性格、寿命など飼い方を知ろう

動物医療技術師 石川 美代子

散歩するトイプードル

見た目がぬいぐるみのようなトイプードルは、賢くてしつけやすいと人気の犬種です。毛が抜けにくく体臭がきつくないところも魅力的なこの犬について、その歴史や種類を詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。

この記事ではトイプードルの種類や性格、毛色や寿命、飼い方のポイントなどについて解説します。これからトイプードルを迎えたい、飼い方をおさらいしたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

トイプードルの特徴は?歴史や種類について

トイプードル

トイプードルはくるくるの巻き毛とアーモンド形の瞳、丸い頭に垂れ耳が特徴の小型犬です。標準的な体高は24~28cm、体重は3~5kgほど。シングルコート(単層構造)の巻き毛は抜けにくく、掃除の手間もほとんどかかりません。被毛のカラーバリエーションが豊富で、スタイルも良いことから洋服を着せたり、カットでさまざまなデザインを表現したりと、おしゃれを楽しめるのも大きな魅力といえるでしょう。

プードルの原産国はフランスで、もともとは狩りで撃った鳥などの獲物を回収する犬として活躍していました。初期の犬は現在のスタンダードプードルと同じ大型でしたが、17世紀に入って愛玩犬としての人気が高まると、ミディアムプードル、ミニチュアプードル、トイプードルなどの小さいサイズが多く見られるように。なかでもトイプードルは「ペットとして扱いやすいサイズ感」で人気が高く、アニコム損害保険株式会社が実施する人気犬種ランキングでは、15年連続で1位を獲得するほど多くの人に親しまれています。

なお、最近では「タイニープードル」や「ティーカッププードル」など、トイプードルよりさらに小さなプードルも注目されています。どちらもアメリカで作出されたプードルで、一般社団法人ジャパンケネルクラブでは非公認のため、分類上はトイプードルですが、多くのペットショップやブリーダーでは区別されています。目安はタイニープードルが成犬時で体高20~27cm(体重2~3kg)、ティーカッププードルはそれより小さい体高23cm以下(体重2kg以下)ということです。

<参考URL>
https://www.min-inuzukan.com/toy-poodle.html

トイプードルは毛色によって性格が違うって本当?

3匹のトイプードル

毛色にもさまざまなバリエーションがあるトイプードルですが、毛色によって性格が異なるといわれているのはご存じでしょうか。トイプードルの基本的な性格は賢く活発、感情表現が豊かでフレンドリーなどとされる一方、毛色ごとに社交性や運動能力、協調性などの違いがあるといわれています。代表的な毛色と性格の特徴は以下の通りです。

レッド(赤)
・天真爛漫で明るい
・はっきりと自己主張する

ブラック(黒)
・控えめで従順
・明るく人懐こい
・運動能力が高い

ホワイト(白)
・甘えん坊
・社交的で賢い
・気が強い一面も

シルバー(銀)
・独立心が強い
・穏やかで控えめ

ブラウン(茶)
・マイペース
・運動能力が高い
・人見知り傾向あり

アプリコット(あんず)
・おてんば
・神経質で警戒心が強い

とはいえ、こうした傾向が必ずしも当てはまるわけではありません。あくまでも参考として知っておくことにより、しつけや接し方を考える際に生かしてみてはいかがでしょうか。

<参考URL>
https://coco-gourmet.com/archives/44

トイプードルの寿命と飼い方のポイント

アニコム損害保険株式会社の「家庭どうぶつ白書2023」では、トイプードルの平均寿命が15.3歳とされています。トイプードルはもともと長寿の犬ですが、いつまでも元気でいてもらうためには、日々の健康管理が何より大切です。適度な運動や体重管理、デンタルケアなどを習慣づけて、愛犬の健康寿命を少しでも延ばせるように心がけましょう。

また、トイプードルはもともと猟犬のため、意外と体力があります。賢い上に好奇心も旺盛なので、特に若い頃は毎日十分運動させないと、いたずらを繰り返したり、要求吠えしたりなどの問題行動が出やすい一面も。頭が良いだけに適切な接し方をしないとわがままに育ってしまうこともあるため、子犬の頃からしっかりしつけることが大切です。

<参考URL>
https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_202312_2_4.pdf

なお、トイプードルのような小型犬は骨格が華奢で関節が弱く、関節疾患を起こしやすい傾向がみられます。なかでも骨折や膝蓋骨脱臼(パテラ)、大腿骨頭が壊死するレッグペルテスなどは、トイプードルに発症率が高い病気のため、日頃から注意しなければいけません。床が一般的なフローリングの場合は、カーペットを敷いて滑らないようにしたり、滑りにくさに配慮した床材に変えるのもおすすめです。また、足裏の毛はこまめにカットする、高いところからジャンプさせないようにするなど、なるべく足腰の負担にならないよう対策を打ってみてくださいね。

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トイプードルは15年連続で人気犬種ランキングの1位にランクインするなど、日本をはじめ海外でも人気の高い犬です。毛が抜けにくい、聡明でしつけがしやすい、愛情深く飼い主に従順などの特徴から多くの人に親しまれており、一緒に暮らしていて楽しい犬といえるでしょう。

その一方、体が小さいトイプードルほど骨格が華奢で、関節疾患を発症するリスクが高い点には注意が必要です。日常の些細なことで怪我をするケースも少なくないので、家の中の安全対策はしっかりできているか、今一度見直してみてはいかがでしょうか。

愛犬と家族のためのフローリング「Live Natural for Dog」は、表面塗装の樹脂を柔らかくして肉球のグリップ力を高めているので、凹凸を利用しているフローリングより滑り止め効果の持続性が高いのが特徴です。時間が経っても滑りにくさが続く美しい天然木のフローリングをぜひご検討ください。

 
「Live Natural for Dog」のフローリングをご採用のお客様から可愛い「トイプードル」の動画を投稿いただきました。
https://www.woodtec.co.jp/products/lineup/flooring/fordog/voice/voice6/

forDogフローリングお客様の声

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石川 美代子

犬の管理栄養士、動物ケアスタッフ、動物医療技術師、犬の美容師(トリマー)。卒業後は動物看護師として動物病院に勤務し看護業務に従事。現在はwebライターとして主にペット関連記事の執筆、ペット用品・記事の監修などを行う。

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