Live Natural for Dog

COLUMN #23

フレブルの愛称で知られる”フレンチブルドッグ”。寿命は?足腰に負担は?

動物医療技術師 石川 美代子

フレンチブルドッグ

フレブルの愛称で知られる「フレンチブルドッグ」。短い鼻に大きな耳、陽気で明るい性格が人気の犬種ですが、その特徴ゆえに「寿命が短い」「足腰のトラブルが多い」「病気にかかりやすい」など、気になる声も聞かれます。この記事ではフレンチブルドッグの特徴や平均寿命、足腰に悪影響を及ぼすNG習慣などをご紹介。併せて、フレンチブルドッグと一緒に長い時間を過ごすために知っておきたいポイントについても解説します。

人気のフレブル!フレンチブルドッグとは?

フレンチブルドッグ

フレンチブルドッグは、筋肉質でがっちりした見た目が可愛い鼻ぺちゃの犬です。手足・胴体ともに短く、バットイヤーと呼ばれるコウモリ耳やぱっちりした瞳、シワシワの顔が大きな魅力。体格的に扱いやすいこともさることながら、その愛らしい見た目から世界中で人気が高く、多くの家庭で飼育されています。

そんなフレンチブルドッグは、おおらかで愛情深く優しい性格です。知らない人間や動物に対しても友好的に接しようとし、神経質な面はほとんど見られません。気に入った遊びは何度も繰り返すタイプで、人と遊ぶのが大好き。特に家族とは多くのスキンシップを取りたがり、コミュニケーションを取ると喜ぶでしょう。

その一方、やや頑固でマイペースな面があるのもフレンチブルドッグの特徴です。気に入らないことがあると興奮スイッチが入りやすいため、接し方によってはわがままで手を焼くかもしれません。犬種独自の良い面を伸ばしていけるよう、コミュニケーションを取る際はけじめを持ち、じっくりと時間をかけて信頼関係を作りましょう。

フレンチブルドッグは短命?

フレンチブルドッグ

フレンチブルドッグの寿命は約10~14年と、同程度の大きさの犬に比べると比較的短め。短頭種ゆえに呼吸器の病気や熱中症のリスクが高いこと、腫瘍ができやすいことも短命の理由と考えられており、中には10歳未満で亡くなってしまう犬もいます。

実際にフレンチブルドッグと暮らす飼い主さんの間では、「10歳の壁」という言葉も生まれており、フレンチブルドッグにとって10歳を超える時期は、尊敬と感謝を込めて「フェアリー期」と呼ばれます。シニア期の先にあるライフステージに到達した、という意味で使われる「フェアリー期」に入ることは、フレンチブルドッグ愛好家の大きな目標といえるでしょう。

ただ、獣医療の発展や生活環境の良質化によって犬の寿命は年々延びています。ストレスのない生活環境や毎日の体調管理を徹底することが、フレンチブルドッグに限らずすべての犬にとって長生きにつながります。ぜひ「愛犬にとってより良い暮らしとは何か」を考え、少しでも元気に長生きできる環境を整えてあげてくださいね。

■フレブルや犬の寿命についてはこちらもご覧ください。
フレンチブルドッグの子犬 鼻ぺちゃ犬で注意すべき5つのポイント
犬の寿命を考える_犬種と寿命の関係はペットの健康寿命を延ばすポイントとは

足腰のトラブル?フレブルのNG習慣とは?

フレンチブルドッグは遺伝的に関節が弱く、股関節の形成異常や膝蓋骨脱臼などの関節疾患を起こしやすいといわれています。フレンチブルドッグにとって関節トラブルは避けて通れない道。高齢になってからはもちろん、若い時期でも足腰を悪くしてしまうことが少なくないため、食事や運動などを含めた日頃の生活習慣には十分な注意が必要です。

フレンチブルドッグのこうした傾向や特徴を踏まえたうえで特に注意したいのが、階段の上り下りや滑りやすい場所での運動と垂直方向へのジャンプ。これらはフレンチブルドッグの足腰に大きな負担をかけ、習慣化してしまうと関節疾患のリスクを高めます。いずれも何気ない行動ではありますが、関節のトラブルを防ぐためには、症状が出る前からなるべくさせないことが大切です。

もし、愛犬がソファーやベッドに上がらなくなったり、散歩に行きたがらなくなったりしたら、それは関節トラブルのサインかもしれません。また、関節部分を繰り返し舐める、歩き方がぎこちない、手足を触ると嫌がる場合なども犬が痛みを感じている可能性があります。関節トラブルは初期の治療が何より大切です。愛犬に気がかりな様子が見られた時は、なるべく早く動物病院を受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。

フレンチブルドッグは家庭犬向きの穏やかな性格が世界的に人気の犬種です。ただ、一方では病気にかかりやすく関節トラブルのリスクも高い短頭種特有の傾向も気になるところ。平均寿命も比較的短いため、日頃からの徹底した健康管理が大切です。

また、フローリングのように滑りやすい床の場合、フレンチブルドッグの足腰には大きな負担がかかります。こうした生活環境は椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼(パテラ)などを誘発する危険性もあるため、フロアマットやカーペットなどを敷いて対策すると良いでしょう。

但し、フローリングの中にはフレブルの足腰にも優しい、滑りにくい加工を施したものもあります。下記の動画でもご覧いただけます、美しい 天然木フローリング「Live Natural for Dog」は、木のぬくもりと安心を感じさせる犬に優しい床材です。大切な家族である愛犬の足腰に配慮し、滑りにくい加工を施すことで安全性を確保。抗菌・抗ウイルス性能もあり、愛犬との快適な暮らしをサポートします。「愛犬にとってより良い環境を整えたい」とお考えなら、ぜひご検討ください。

「Live Natural for Dog」のフローリングをご採用のお客様から可愛い「フレンチブルドッグ」の動画を投稿いただきました。

forDogフローリングお客様の声

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石川 美代子

犬の管理栄養士、動物ケアスタッフ、動物医療技術師、犬の美容師(トリマー)。卒業後は動物看護師として動物病院に勤務し看護業務に従事。現在はwebライターとして主にペット関連記事の執筆、ペット用品・記事の監修などを行う。

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