Live Natural for Dog

COLUMN #22

柴距離とは?豆柴が可愛い「柴犬カフェ」人気が急上昇な理由

動物医療技術師 石川 美代子

柴犬

柴犬をそのまま小さくしたような姿が人気の豆柴は、決して広いとは言えない日本の住環境でも飼いやすい犬です。豆柴の魅力と言えばまるで子犬のような愛らしさですが、柴犬との具体的な違いはどのような点なのでしょうか。

そこで、この記事では豆柴の特徴と柴犬との違い、豆柴・柴犬と触れ合えるカフェについて解説します。今、注目されている保護犬カフェにも触れているので、「気軽に豆柴と触れ合いたい」「保護犬の豆柴を迎えたい」方はぜひ参考にしてください。

豆柴とは?柴犬と何が違う?

豆柴

豆柴というのは柴犬の中でも特に体が小さい犬のこと。一般的には成犬時の体高がオスで約34センチ以下、メスで約32センチ以下の柴犬を豆柴と呼んでいます。豆柴は体重が5~6㎏程度で、太りすぎておらず、痩せすぎてもいない体格なら健康的な状態と言えます。

豆柴と柴犬の違いはあくまで体の大きさであり、風貌や性格、寿命やかかりやすい病気などは同じです。ただし、体は小さくても性格は立派な番犬気質のため、子犬の頃から様々な人や動物に慣れさせておくことが大切。柴犬と同様に上下関係のけじめを付けつつ、信頼関係をしっかり作って甘やかさないようにしましょう。

なお、豆柴はJKC(ジャパンケネルクラブ)や日本犬保存会の公認犬種ではありません。そのため、JKCの血統書上では「柴犬」と表記されており、犬種標準(スタンダード)も定められていないのが現状です。現在、豆柴の血統書を発行しているのは、NPO団体であるKCジャパン(日本社会福祉愛犬協会)のみで、生後12カ月を過ぎて豆柴認定審査に合格すれば、晴れて豆柴としての血統書が発行されます。

■柴犬や日本犬の魅力はこちらでも紹介しています。
ひとり時間が好き?忠誠心の強い柴犬がツンデレといわれる理由
日本犬の魅力!柴犬、甲斐犬、紀州犬など、天然記念物に指定される犬たち

豆柴が膝に乗る?柴距離とは?柴犬カフェが人気の理由

豆柴

柴犬や豆柴と触れ合える柴犬カフェ。忙しい日々の息抜きや週末のお出かけスポットとしても人気のこの場所では、柴犬たちの写真を撮ったり、柴犬の可愛らしい仕草を見て癒されたりと、思い思いに楽しむことができます。

そんな柴犬カフェで最高の喜びといわれるのが、柴犬が膝に乗ってきてくれること。マイペースな柴犬が膝の上にちょこんと乗り、気持ち良さそうな姿を見せてくれるというのは、犬好きにとってこれ以上ない喜びです。柴犬には基本的に人とある程度の距離を取って接するタイプが多いですが、タイミングによっては近くに寄ってきてくれるかも。柴犬カフェでは人懐っこい性格の犬も多く、柴犬をより身近に感じることができます。

もちろん、のんびりとくつろぐ犬の姿を遠くから見守るのも、柴犬カフェならではの楽しみ。ちなみに柴犬が他の人や犬に対して近すぎず遠からずの距離を取ることを「柴距離」と呼びます。この柴距離、「近くまではくるけれど体は触らせないというのがたまらない」と、柴犬好きな人の間では柴犬カフェで味わえる楽しみのひとつになっているようです。

柴犬カフェの楽しみ方は人それぞれ。ぜひ一度足を運んで、自分なりの楽しみを見つけてみてはいかがでしょうか。

柴犬の寿命は?保護犬カフェにも柴犬がいる?

一般的に柴犬の平均寿命は12~15歳程度ですが、獣医療が発展したことや室内飼いが増えたことで、長寿となる傾向が年々高まっています。柴犬は日本の気候風土になじんできた犬であり、数ある犬種の中でも長生きなのが特徴のとして挙げられます。適度な運動や栄養バランスの整った食事、ストレスのない生活環境やワクチン接種など、一日一日の積み重ねが柴犬の寿命を延ばすといえるでしょう。

なお、犬カフェの中には家族のいない犬が暮らす「保護犬カフェ」もあります。保護犬カフェは保護犬と里親さんが出会う場であり、お店によっては柴犬や豆柴がいることもあるでしょう。ただ、柴犬は人気の犬種である一方、しつけが難しく飼いにくい犬でもあるため、飼育放棄によって保護されるケースも少なくありません。

保護犬カフェは、保護犬が人と暮らすために必要な「社会性」を学ぶ場でもあります。これまで特定の人としか触れ合ってこなかった犬が、多くの人と関わって人に慣れることで、一般家庭でも暮らせるようになることは、人と犬の双方にとって幸せなことです。豆柴や柴犬を家族として迎えたいと思っている方は、ぜひ保護犬の里親になるという選択肢も検討してみてください。

日本の犬らしい凛々しさと子犬のような愛らしさが共存する豆柴は、体格的にも室内犬として飼いやすいサイズなので、マンション暮らしでも迎えやすいと人気の犬種です。

とはいえ、柴犬との違いは体の大きさだけで、基本的な性格や必要なお手入れ、適切な接し方は一切変わりません。小さいからといって甘やかしてしまうと上下関係が逆転し、噛んだり吠えたりなどの問題行動が目立つようになることもあるため、飼い主としてはけじめを持って接するようにしましょう。

「Live Natural for Dog」は木のぬくもり溢れる、天然木のフローリング。強靭で柔らかい樹脂を特殊塗装することで、犬が滑りにくいように配慮してあります。「足腰への負担が気になる」「高齢になっても元気に歩いてほしい」とお考えの方は、ぜひご検討ください。

「Live Natural for Dog」のフローリングをご採用のお客様から可愛い「豆柴」の動画を投稿いただきました。

forDogフローリングお客様の声

犬にやさしい、滑りにくさをプラスした天然木フローリング “Live Natural for Dog”
ライブナチュラルfordogフローリング

石川 美代子

犬の管理栄養士、動物ケアスタッフ、動物医療技術師、犬の美容師(トリマー)。卒業後は動物看護師として動物病院に勤務し看護業務に従事。現在はwebライターとして主にペット関連記事の執筆、ペット用品・記事の監修などを行う。

商品ラインナップ

木下地用(戸建住宅用・マンション二重床用)

ライブナチュラルプラス for Dog

犬にやさしい滑りにくさを実現したフローリング

木下地用(上貼り用)

ライブナチュラルMSX
スーパー6 for Dog

リフォームにも最適な犬にやさしい滑りにくさを実現したフローリング

コンクリート下地用(マンション直貼り用)

ライブナチュラルMSX
ネダレス 145 for Dog(L-40)

犬にやさしい滑りにくさを実現したマンション用直貼り防音フローリング