あなたは「犬の十戒」を知っていますか。犬の十戒は世界中の愛犬家から支持されている詩で、その内容が今も多くの人に感動と共感を与え続けています。

この記事では、そんな犬の十戒の日本語訳をご紹介。今、犬と暮らしている方はもちろん、これから犬を迎えようと思っている方はぜひこの詩を読んで、最期まで犬と誠実に向き合えるか考えてみてください。

犬の十戒は、SNSを中心にインターネット上で広まった英語の短編詩です。作者は不明といわれていますが、一説によるとノルウェーのあるブリーダーがお客さんに渡していた「犬からご主人への10のお願い」という詩が原典なのだとか。犬の目線から飼い主にしてほしいことが列挙されており、犬との暮らしで心がけるべきポイントがまとまっています。

なお、犬の十戒は紹介されているサイトによって原文が微妙に違っています。そのため、日本語訳のニュアンスも様々ですが、おおまかな意味は変わりません。ここでは、日本でよく知られている「犬の十戒」全文を紹介します。

＜参考URL＞
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8A%AC%E3%81%AE%E5%8D%81%E6%88%92

■併せて読みたい
・虹の橋とは？犬の十戒に次ぐ、“もふもふ”にまつわる伝説のポエム

体の大きさや犬種によっても違いますが、犬の平均寿命はおよそ12～15年です。私たち人間に比べて犬は歳をとるのが早く、一緒に過ごせる時間はあっという間に過ぎてしまうもの。人間の1時間は犬にとっての3～4時間であることを考えると、日々過ごす時間がいかに大切か改めて実感できますね。

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犬の寿命が短い主な理由は鼓動の回数や成長スピードにあります。動物は一生に打つ鼓動の回数がそれぞれ決まっており、そのスピードが速いほど寿命は短くなると考えられています。獣医療の発展や良質なドッグフードの普及によって、この20～30年で犬の平均寿命は1.5～2倍ほど延びているものの、人間に比べればまだまだ短いのが現状です。

＜参考URL＞
https://wanchan.jp/living/detail/11823

犬と一緒の暮らしは楽しいことだけではありません。犬がいなければかからなかった手間や経済的な負担を大変と感じたり、しつけがうまくいかないと悩んだりすることもあるでしょう。心身に余裕がない時は犬とのコミュニケーションを負担に感じ、面倒に思ってしまうかもしれません。

しかし、犬にとって家族はかけがえのない大切な存在です。時にはなかなか気持ちが通じ合わないこともありますが、真摯に愛情を向けていればきっと気持ちは伝わり、どんな時もあなたに寄り添ってくれる良きパートナーになってくれるはずです。限られた時間を幸せいっぱいに過ごせるよう、愛犬にはできる限りの愛情を与えてあげてくださいね。

＜参考URL＞
https://wankonowa.com/column/before-living/vol-02/

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犬を迎えた時は誰もが「幸せな一生を送らせてあげたい」と思うもの。しかし、いざ一緒に暮らしてみると思うようにいかないことも少なくありません。そんな時はぜひ「犬の十戒」を読んで、愛犬にはあなたしかいないこと、犬の一生がとても短いことを思い出しましょう。愛犬と出会えたことに改めて感謝し、共に過ごせる時間を大切にしてくださいね。

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石川 美代子

犬の管理栄養士、動物ケアスタッフ、動物医療技術師、犬の美容師（トリマー）。卒業後は動物看護師として動物病院に勤務し看護業務に従事。現在はwebライターとして主にペット関連記事の執筆、ペット用品・記事の監修などを行う。