朝日ウッドテック株式会社（大阪市中央区南本町４ー５ー１０ 海堀哲也社⾧）は、天然木の素材感を楽しめる木質壁・天井材ブランド「the wall」に、新たに不燃タイプ（突き板）を追加いたします（2023年3月1日発売）。基材部分に特殊火山性ガラス質複層板、表面材にレッドシダーの突き板を使用し、不燃材に求められる発熱性試験に100％合格する高い不燃性能を実現しています。内装制限がかかることの多い住宅の火気使用室や、公共物件、商業施設等でも問題なく使用頂ける不燃材料で、幅広い空間に本物の木の温もりや優しさを提供いたします。今回、第1弾としてレッドシダーを発売しますが、今後は樹種バリエーションを拡充し、更に幅広い住宅や施設で天然木の個性ある空間の創造に貢献いたします。
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‟壁”や‟天井”は、床と同様内装で広い面積を占め、一面を変更するだけで空間に個性が出ます。当社が2019年7月に発売した木質壁・天井材ブランド「the wall」シリーズも、白いクロスが主流であった空間に天然木の個性や本物の木の息づかいを感じられる商品として好評を博し、順調にその販売数量を伸ばしてきました。
今回新たに発売するのは、発売当初よりお客様から要望も多かった「the wall」突き板の不燃タイプです（2023年3月1日発売）。表面には人気のレッドシダーの突き板を採用し、特殊火山性ガラス質複層板と複合することで、国土交通大臣認定の不燃性能をクリアしました。
国土交通大臣認定の不燃材料は、国土交通省の定める試験によって、製品の燃え広がりにくさや、有害ガス、煙が発生しないか等が評価されます。しかし、特に木材を使用した製品の場合、使用する木材は自然物であるため、同じ樹種であっても重さや厚みにバラつきが生じやすく、過去に、国土交通省の抜き打ち検査で不燃木材を扱う多数の会社が不合格になるという問題も発生しています。そこで弊社では、責任あるメーカーとして安心してお使い頂けるよう、製品のどの部分で試験しても100%基準に合格するという高い水準の不燃性能を、約6年かけて実現しました。
また、「the wall」突き板不燃タイプは、壁だけでなく天井に施工できることも特徴です。木質の不燃材料では、明確な天井施工基準を設けている会社はほぼないのが実情です。弊社では、両面テープと接着剤を用いた施工基準を確立し、天井にも安心してご使用いただけます。
不燃タイプの追加によって、内装制限のかかりやすい住宅のキッチンや、公共物件、商業施設等、幅広い物件で、天然木の個性ある壁天井をお使い頂けるようになりました。今後は、さらなる樹種バリエーションの拡充を予定しており、より多くの住宅・施設で木の温もりを感じられる空間の可能性を提案してまいります。
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