私たちがつくる製品の主原料は木材です。ところで、木を伐採して使うことは環境破壊でしょうか。実はそうではありません。世界遺産に登録されているような守るべき原生林は除きますが、森を健全な状態に維持するためには、成長した木をそのまま放置するのではなく、必要に応じて伐採し、切った分だけ植林する、あるいは、天然更新させることが必要です。このような健全な状態の森を、「適切に管理された森」と言います。私たちが、世界中から調達している木材は「適切に管理された森林」から産出された木材です。 また、木材加工工場で発生した端材や建築解体などのリサイクル木材を原料とする木質ボード(MD Fやパーティクルボード)も積極的に利用しています。私たちは、使ってよい木と使ってはいけない木を見極めて、使ってよい木を調達し、素材の力を最大限に引き出した最高の商品の提供を通じて、森林保全や生物多様性の保全に取組んでいます。