床鳴りの原因には様々な要因が考えられますが、大きく分けて、①フローリングが鳴っている②下地が鳴っている、の2つがあります。
①の理由で最も多いのは、フローリングの継ぎ目(実)の部分が擦れて音が発生することです。これは木質フローリングの特性として調湿機能が働き、吸湿によりフローリングが伸びる事によって発生するものである程度やむをえない現象です。次に多いのは釘の擦れによる音鳴りで、釘が何らかの影響で緩んで下地またはフローリングと釘が擦れると床鳴りが起こります。
施工状態や周辺部位との関係等様々な要因が考えられますが、特にマンション用直貼りフローリングの場合、クッションがあることでたわみやすく、実の擦れが起きやすいです。
②の場合は下地の木材同士、または釘が擦れて鳴っている可能性があります。こちらも床材同様、天然木の特性上起こり得ることですが、時間が経つと落ち着いてくるケースもあります。
いつまでも音が鳴りやまない場合は別の要因も考えられますので、施工された業者様にお問い合わせください。
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